「生まれてきたのは私の意思」

香山リカさんの「しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)」に載っていた一節。

・・・出生の根拠を外部から与えようとする動きがある。
出産を控えた若い女性を中心に隠れたベストセラーとなっている産婦人科医・鮫島浩二氏の『わたしがあなたを選びました』もそのひとつだ。・・・

おとうさん、おかあさん、あなたたちのことを、こう、呼ばせてください。
あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て、
わたしは地上におりる決心をしました。
きっと、わたしの人生を豊かなものにしてくれると感じたからです。
(『私があなたを選びました』鮫島浩二/植野ゆかり、主婦の友社

「こんなつらい人生、何のために生まれてきたのか」と思う子ども、子育てのつらさに自身を失いがちな母親も、「そうか、自分ではよく覚えていないけれど、子どもがその親のもとに生まれるというのは、その子ども自身の意思と選択の結果だったのか」と納得するのだ。・・・そうとでも思ってとりあえずは自分の根拠を確認した気にならなければとても耐えられないほど、生きることのつらさ、理不尽さの思いが強くなっているということかもしれない。

Mちゃんや、Sくん、K太郎はどんな風に思っているのだろうか。生きていてつらいことはこれから一杯あるかもしれない。でも、パパはずっと応援している。いつまでも応援している。どこにいてもいつも忘れることなく応援している。だから、日々を楽しんで生きてほしいと願う。

にほんブログ村 子育てブログ パパの育児へ←他のパパ育児ブログもチェック〜♪